阿部華也子 “一日犯罪抑止対策本部長”に任命され「背筋がピンと伸びます」
2月15日「特殊詐欺根絶イベントin都庁」
“オレオレ詐欺”、“架空請求詐欺”、“還付金詐欺”といった、卑劣な詐欺犯罪の根絶と、被害者にならないため「詐欺の実態を知って意識を高めよう」という「特殊詐欺根絶イベントin都庁」が、2月15日(土)に東京・新宿の都庁で開催。
我らが『めざましテレビ』のお天気キャスター・阿部華也子が、“一日犯罪抑止対策本部長”に任命され、イベントに参加した。
フジテレビュー!!ではイベントの模様を取材するとともに、終了後には阿部に独占取材も行った。

新宿区民を中心に多くの参加者が集まった会場に、阿部は司会者からの「かやちゃ~ん!」という呼びかけで、警視庁のマスコット・ピーポくんとともに登場。警察官の制服が凛々しい阿部は、警視庁の緒方禎己副総監から委嘱状が渡され名実ともに “一日犯罪抑止対策本部長” に。

「『めざましテレビ』でお天気を担当させていただいている阿部華也子と申します。本日は本部長としてみなさんと一緒に特殊詐欺について考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と落ち着いた様子であいさつした。

続いて、東京都・警視庁・第一生命保険の共催で募集された「特殊詐欺撲滅川柳2019」の大賞受賞者の発表式が行われ、阿部は本部長として受賞句と受賞者の発表を。

さらに、「素晴らしい句を前に発表するのは恥ずかしいんですけれども…」と言いながらも、「自分の祖父母に伝えたい」という思いで作ったという、一句「特殊詐欺 覚えておいて 孫の声」を披露した。
イベント後半には、阿部のトークショーも。『めざましテレビ』のテーマソング、いきものがかりの「SING!」に合わせて登場すると、会場からは大きな拍手があがった。
司会者から、警察官の制服が似合っていると振られると「背筋がピンと伸びますね。しっかりとした作りなので緊張もします」と感想を話したところから、私服についての話題に。
『めざましテレビ』では、フェミニンな衣装が多いが、普段は「地味な色味で、デニムなどパンツスタイルが多いかも」と、ギャップがあると明かした。
面白エピソードを振られ、悩みながらも、永島アナとのやりとりを披露
また、『めざましテレビ』での「面白いエピソードは?」との質問には、「面白いエピソード…面白い人がいないっていうか、いや、面白いんですけど(笑)、エピソード…そうだなぁ」と困った顔も。
悩みながらも、番組MCの永島優美アナウンサーに、普段は「それではお天気です、かやちゃん!」と振られるのだが、永島アナが誤って「それでは、お天気ちゃん!」と振ったというエピソードを披露し、会場の笑いを誘っていた。
続く特殊詐欺に関するクイズコーナーでは、阿部がクイズの読み上げを担当。まず「特殊詐欺の約9割は固定電話にかかってきます。息子や孫、親族を装う電話がかかってきた時、有効な対策は次のうちどれ?」と問題を読み上げ、「A:本物の親族か声をよく聞く」「B:メモをとりかけ直す」「C:合言葉を尋ねる」という選択肢から会場の反応を聞いた(正解はC) 。

最後には阿部に出題が。「自宅の固定電話に知らない電話番号からかかってきた対策として有効なのは?」との問題で、「A:相手が誰か尋ねる」「B:電話にでない」「C:合言葉を尋ねる」というもの。シンキングタイムが与えられたが阿部は即座に「これ、わかっちゃいました!答えはCです」と自信満々に答えるも、残念ながら正解は「B」。「1問目を引きずってしまった…」とかわいく反省する阿部だった。
ちなみにCは、“オレオレ詐欺”には有効だが、役所の職員を名乗る還付金詐欺などには有効ではないのだとか。ひとたび電話に出てしまうと言葉巧みにだまされる可能性があるため、電話に出ない、留守電にしておく、というのが正解だそうだ。
さまざまな詐欺犯罪について勉強になったところで、イベントは閉幕に。最後に登壇者が舞台上に会したところで、阿部本部長の「特殊詐欺を根絶するぞー!」という掛け声に、登壇者が「おー!」と応え、締めくくられた。

