濱田岳 “高倉健のフレンズ”と嘘をついてアメリカに入国!?
2月15日(土)、映画「グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~」の公開記念舞台挨拶が行われ、大泉洋、小池栄子、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊、成島出監督が出席。嘘にまつわる爆笑トークを繰り広げた。

本作は、太宰治の未完の遺作「グッド・バイ」をケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させた戯曲「グッドバイ」が原作。周囲の女たちがなぜか好きになってしまうダメ男・田島役を大泉が、ガサツで小汚いけど実は美人のパワフル女・キヌ子役を小池が演じている。

田島とキヌ子というニセ夫婦を演じた2人によるプロモーション活動は、各番組で爆笑を起こし印象的だったが、小池はある悩みに直面したのだとか。友人から「2人の宣伝はすごく楽しかったけど、おしゃべりが過ぎて映画の印象がまったく残らなかった」と言われたと話し、「ちょっとマイナス効果になってしまったのではないかなと…」と心配そうな表情に。
そんな小池に対し、「非常にかわいらしい悩みだなと思います」と言い切った大泉。「私がここ5年、ずっと悩んでいることです。 (映画の公開前に) 宣伝に出すぎちゃうから、『もう劇場に行かなくてもいいか』と、皆さんお腹いっぱいになっちゃうわけですよ」と悩みを打ち明けると、小池も「そうなんだよね!」と、爆笑した。
さらに、映画タイトルにちなみ“思わず嘘をついたこと”を聞かれ、木村は役者を始めて間もない頃に泳げないのに「泳げる」と嘘をついて水泳のコーチ役をゲットしたことを告白。大泉もやったことのないカーリングを「できる」と嘘をついて作品に出たことがあると木村に同調。“役者あるある”だと語った。

一方濱田は、アメリカでの映画の撮影時のエピソードを披露。「入国審査官が職業欄に“アクター”と書かれた(濱田の)書類を見て、『えー?お前がアクターかい?』と(言われた)」と言い、「そこからバンバン質問してくる。『日本映画でお前何に出てるんだ』って」と、アメリカへの入国時に質問攻めになったという。
そこから出たことのある映画を答えていったという濱田だったが、映画好きの入国審査官は「聞いたことがない」と、なかなか入国させてくれず。しかし、「ケン・タカクラ」と高倉健の名前を出したところで「ユーノー?フレンズ?」と食いついてきたため、思わず「イエス!」と答えて、アメリカに入国してしまったのだとか。最終的には「(入国審査官に)『お前頑張れよー』って(言われた)」といい、爆笑を誘った。
