南沙良 家族全員オタク気質!?「好きなことは、とことん調べたくなる」
罪悪感を抱えた少女役「二面性を表現したい」

――花を演じるにあたり、意識したところはありますか?
花は、家族の中で自分だけ助かってしまったという罪悪感を抱えています。一方で年相応の女の子らしい面もあり、片岡翔監督と「その二面性を表現したい」とお話ししながら作り上げていきました。
私は、窪家の誰かと一緒にいるシーンが多かったんですけれど、どこも印象に残っています。物語の前半と後半で一家の印象がだいぶ変わるのですが、お芝居をしていてその“温度差”が楽しかったですし、完成した映像を見ても面白かったです。

――初共演の大西流星さん、玉木宏さんの印象はいかがですか?
大西さんは本読みのときに初めてお会いしたのですが、台本に熱心に書き込みをされていたので、すごく真面目な方という印象でした。撮影中はお話しできる時間があまりなかったのですが、常に“純くん”として考えて動いてくださっていたので、とてもありがたいと思いながら、お芝居をさせていただきました。
玉木さんはとても優しい方で、お芝居で見せる狂気的な司朗とのギャップがすごかったです。撮影の合間は「今日も暑いですね」とか、たわいもない話をよくしていました。撮影は夏だったのですが、ものすごく暑くて…みなさんと現場でお会いするたびに「なんでこんなに暑いんだろうね」と、お話ししていた記憶があります(笑)。
――暑い夏を元気に過ごす秘訣はありますか?
私も知りたいです(笑)。私、本当に暑さに弱くて。
この暑さに耐えられなくて、実は1週間前くらいに、首に巻く保冷剤を買ったんです。出かけるときは、ほぼほぼ付けています。付けると、もう全然違います!首が冷たくなるだけで、暑さがマシになる気がして。撮影現場でも使っています。

――母役の桜井ユキさんの印象はいかがでしょう。
桜井さんはすごく素敵で、チャーミングな方だと思いました。いつも笑わせてくださって、現場を明るく和やかにしてくださるんです。いろいろと優しく気遣ってくださって、ありがたいなと思いました。
- 【写真10枚】南沙良 フォトギャラリー
- 大西流星 “かっこいい目薬の差し方”を南沙良から学ぶ
- 南沙良&大西流星 “世にも奇妙な家族の話”「あの人はお母さんじゃなかった!」
- 田中圭、南沙良のぶっ飛び回答に困惑「『巨大生物になりたい』しか出てこない」
- 宮沢りえ&南沙良 ”娘”の成長に宮沢「沙良ちゃんのすごいところ」