大西流星「僕もこんな優しい俳優になりたい」玉木宏の大きな背中に感激
純の繊細さをどう表現すべきかが難しかった
──撮影していて、もしくは完成した作品を見て、印象的だったシーンはありますか?
花との出会いです。花が洗濯物を干していて、純が恐る恐る近づいていくシーンなのですが…純は女の子と話すことに慣れていないけど、でも話しかけたい理由があって。その緊張感をどう表現するか、監督さんと話し合いながら演じましたが、難しかったです。
──「前に会ったことあるよね?」というセリフは、言い方が少し違うとナンパにも聞こえてしまいますしね。
そうなんです。まだ好きなわけじゃないから、たどたどしすぎても変ですし。「人として興味がある」という難しい…でも、自分の中では新鮮な気持ちだったので、いろいろと考えて表現しました。
──南沙良さんとの共演はいかがでしたか?
南さんは1歳年下なんですけど、普段はすごく大人っぽい方。いつも落ち着いているので、無邪気にきゃっきゃと笑っている年相応な姿を見たときに安心した記憶があります(笑)。
あまり会話を交わす機会は多くなかったですが、一緒にお芝居をしていると引き込まれますし、ステキな俳優さんやなと思いました。

──玉木宏さんと濃厚な芝居を交わしていましたが、撮影で印象的だったことはありますか?
あまりお芝居経験が豊富ではない僕を安心させるような芝居をしてくださったり、合間には普通にお話してくださったり。玉木さんのおかげで、緊張しすぎずに現場にいることができました。
雑談しているときは優しい雰囲気なのですが、お芝居になるとキリッとした空気感を作ってくださる方で。僕も、こんな優しい俳優さんになりたいなと、憧れています。
──玉木さんのお芝居に身を委ねることが多かったですか?
心を許せちゃうというか…大きな背中を見せてくださったから、僕自身は恥ずかしがらずにお芝居ができたのかな、と。この作品を撮りきることができたのは、玉木さんの存在がめちゃくちゃ大きかったです。

──現場はどんな雰囲気だったのでしょうか?
すごく明るい現場でした。真夏の撮影だったので、差し入れのアイスを仲良く食べながら、熱中症対策しながら、風にあたりながら、セミの音を待ちながら撮影していて。“夏の思い出”って感じですね。
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