西郷輝彦さんを偲び『「どてらい男」スペシャル座談会PART2』放送!
8月29日(月)4時55分~カンテレ『よみがえる名作ドラマ!「どてらい男」スペシャル座談会PART2』(関西ローカル)
『よみがえる名作ドラマ!「どてらい男」スペシャル座談会PART2』(8月29日/カンテレ ※関西ローカル)が放送されます。
1973年に関西テレビで制作された、西郷輝彦さん主演の伝説のドラマ「どてらい男(やつ)」。
浪速の商人(あきんど)の人情を描き、人気を集めた名作ドラマの魅力を語りつくすスペシャルな座談会です。
出演は、大村崑さん、高田次郎さん、田村亮さん、山田雅人さん、杉本なつみカンテレアナウンサー。

『どてらい男』は、放送当時のテープがほとんど残存しておらず、長らく“幻の作品”とも言われてきました。
しかし、数年前の大捜索プロジェクトで多数のテープを発見。その後、インターネット配信され、時を経てよみがえったことを記念して座談会が行われました(『「どてらい男」スペシャル座談会』/2020年8月31日、9月7日、9月11日放送)。
そしてこの夏、「スペシャル座談会PART2」と題し、3回にわたってドラマの魅力や秘蔵エピソードを放送(7月18日、7月25日、8月22日放送)。
PART2の最後となる今回は、今年2月に逝去した、西郷さんの生い立ちから『どてらい男』出演、そして晩年のエピソードまで、ドラマ出演者たちが、笑いあり涙ありで届けます。
1947年、鹿児島県で生まれた西郷さんは、18歳のときに歌手デビュー。
デビュー曲「君だけを」は、約60万枚の大ヒットとなり、“御三家”の一人として大スターに。
26歳のときにドラマ『どてらい男』主演に抜擢され、俳優としての道を歩み始めます。
同作で、西郷さん演じる主人公が働く商店の支配人として共演した大村崑さんからは、“くしゃみの演技”にまつわるエピソードが披露されます。
続いて、親友役を演じた田村亮さんは、鹿児島出身の西郷さんが苦手としていた関西弁をどう克服したかについて、驚きの逸話を明かします。

番組には、放送当時の『どてらい男』を視聴者として楽しんでいたという山田雅人さんも出演。
山田さんは徹底した取材と独特の語り口で、著名人の半生を伝える“かたり”をライフワークにしています。
今回は、生前の西郷さんに行った取材内容をもとに、“かたり”特別編「やったるわい!西郷輝彦物語」を披露。
西郷の生い立ち、家族との別れ、歌手デビューに至るまでの苦悩や父親からもらった熱い言葉、そして俳優としての第一声までをドラマティックにかたり描きます。
それを聞いていた、田村さんが思わず涙ぐむ一幕も。
番組では、ほかにも因縁の敵役を演じた高田次郎さんが語るエピソードや、大村さんが最近こだわっている“あること”にまつわる秘話も紹介。
『どてらい男』を愛した男たちの、秘蔵トークが展開されます。
また、放送後には「カンテレドーガCHANNEL」での配信も予定。
『よみがえる名作ドラマ!「どてらい男」スペシャル座談会PART2』(関西ローカル)は、8月29日(月)4時55分より、カンテレで放送されます。