宮崎宣子 80代女性の「今が一番楽しい!」に感激し“余生”を考える
元日本テレビアナウンサーで、現在はフリーのアナウンサー、実業家、ハーバリスト。さらに、早稲田大学大学院に通う学生でもある宮崎宣子さんが、日々のあれこれを素直に綴ります。
連載コラム 宮崎宣子の「八転び九起き」第10回
先日、散歩を終えて帰宅すると、愛犬の様子がおかしいことに気づきました。
腰を庇(かば)って、しっぽもクルンとうちに入っていて、体調が悪そうだったので、病院へ連れていったところ、脊髄に炎症があると診断されました。

加齢による症状だろうと言われ、お薬とサプリをいただきました。
見た目は、2歳くらいから変わっていないので“加齢”という言葉に驚きましたが、10歳2ヵ月…人間でいうと57歳だそうです。
家の中で、ソファに飛び乗ったり、降りたりしないように、クッションで階段を作るなど、介護に向けての準備がはじまりました。
当たり前ですが、愛犬とともに私も10歳年を取ったわけです。43歳、江戸時代ならもう寿命を迎えていてもおかしくありません。。。
しかし、今は令和で、寿命は倍近くになりました。私もここからの人生のほうが長くなるかもしれません。そう考えると、もう“余生”に突入です。
私が今、大学院に通い、“学び直し”をしているのも、その余生への準備のためといえるでしょう。
どう考えても、人生の一番の活動期は過ぎました。体力は落ち、老眼も入り、腰の痛みと肩こり、慢性疲労に悩まされる日々です。
それでもそれを受け入れながら、いかに楽しく生きていくかを考えたら、大事にしたいのは「健康(体力づくり)、勉強、仕事」だと思いました。
やはり体が資本というのはありますから、体力づくりのため、筋力を強化しようと。ひとりでは続けられる自信がないので、パーソナルトレーナーさんに見てもらいながら、なんとかやっています。

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