母(大竹しのぶ)が治療を拒否した理由、そして武四郎(吉沢亮)が…<『PICU』第9話完全版>
毎週月曜21時~『PICU 小児集中治療室』
『PICU 小児集中治療室』第9話完全版
「俺が諦められる時間をください。母ちゃんと離れる覚悟ができるための時間を」。
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、膵臓がんの治療を拒否している母・南(大竹しのぶ)にそう言って頭を下げ、一度だけという約束で、東京の病院で検査を受けることに同意してもらう。
<ドラマ『PICU 小児集中治療室』これまでのあらすじ完全版>
羽田空港に降り立った武四郎と南が向かったのは、丘珠病院のPICUの科長・植野元(安田顕)から紹介してもらった東京中央記念病院の腫瘍内科医・原口裕二(平原テツ)のもと。
そこで、南はいくつかの検査を受ける。原口医師がこれまでに手がけた難しい症例についても事前に調べており、一縷の望みを託していた武四郎。
だが南は多発転移しており、寛解は難しい状況だった。原口から検査結果を聞かされて診察室から出てきた武四郎の姿を見た南は、何かを感じていた。

武四郎は、「東大病院に行こう」と南に言うと、タクシーに乗る。しかし、その途中でタクシーを止め、柴又・帝釈天を回る観光バスに乗りたいと言いだす南。
南は、武四郎が東大病院の予約を取っていないことも、原口医師から言われたであろうことも察していた。

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