二宮和也さんが主演を務める映画「ラーゲリより愛を込めて」の初日舞台挨拶が、12月9日に行われ、二宮さん、北川景子さん、松坂桃李さん、中島健人さん(Sexy Zone)、桐谷健太さん、安田顕さん、瀬々敬久監督が登壇しました。
第二次世界大戦終了後、60万人を超える日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で、不当に抑留され捕虜になりました。本作ではそんなラーゲリで一筋の希望の光であった、山本幡男(二宮)の壮絶な半生が描かれます。
二宮和也「過酷でした」という現場で1人だけ雪かきに参加せず!?
映画公開後の反響に中島健人「ハンカチがいつもよりも重かった」
二宮さんは、公開初日を迎えた感想を、「やっと全貌を見ていただける。今年の8月くらいからずっと宣伝活動をやっていまして、『本当に始まるのかな?』と思うくらい期間が長かったです」と笑いました。
周囲からの反響を聞かれると、「僕は友達が少ない方なので…」と言いつつ、「SNSの反響などを見させていただいて、『(公開が)始まったんだな』と言うのを感じました。泣けるからいい映画というわけではないですが、伝えたいことがしっかりと伝わって、心に響いてくれたのだと思います」とコメント。
北川さんは、「友達が朝一で見てくれたそうで、ラインをくれました。『今、こういう時代だからこそ、こういった作品を作ってもらえてよかった。見れてよかった。泣いた!』という連絡が来ました」とほほ笑みました。
松坂さんは、「今日、僕のメイクさんがお昼ごろ、見に行ってくれました。劇場スタッフからティッシュを配られたそうで、『何に使うんだろう?』と思っていたら、見終わるころには(涙をふくために)ティッシュを使い切っていたそうです」と明かしました。
中島さんも、「僕のメイクさんもお昼に見に行ったそうです。『ハンカチは必須』と言っていましたし、『見終わったらハンカチがいつもよりも重かった』と言っていました。涙をたくさんハンカチで拭いてくれたそうです」と語りました。
続く桐谷さんは、「僕のメイクさんは…見てないですけど…」と悔しそうな表情を浮かべ、笑いを誘いました。
「一番記憶に残っている撮影の思い出」を聞かれると、二宮さんは「港のシーンを撮っているときに、(自分以外の)みんなでお寿司を食べに行ったそうなんです。恨めしく思っています」と発表。
松坂さんが、「桐谷さんが誘ってくれたんです」と説明すると、桐谷さんも「ニノはそのとき…いなかった」と釈明。
二宮さんは、「そうなんです。僕はその日はいなかったんです。でも、『僕がいる日に、みんなで行けばよかったんじゃない?』と思ってます」と返すと、桐谷さんは「港の近くのお寿司がおいしそうだったから…」と申し訳なさそうに答えました。
二宮さんが「『そんな撮影から1年が経ったんだ』と思っていました!」と叫ぶと、安田さんは、「僕も(お寿司屋さんに)誘ってもらったんですけど、『おでんが食べたい』と言って断って、おでんを食べに行きました」と明かし、二宮さんを「めちゃくちゃ変わってる人だ」と笑わせました。
作品概要
ストーリー
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男(二宮和也)は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます」絶望する捕虜たちに、彼は訴え続けた――
身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミ(北川景子)や4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、誰もが心を閉ざしていた。戦争で心に傷を負い傍観者と決め込む松田(松坂桃李)。旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢(桐谷健太)。クロという子犬をかわいがる純朴な青年・新谷(中島健人)。過酷な状況で変わり果ててしまった同郷の先輩・原(安田顕)。山本は分け隔てなく皆を励まし続けた。そんな彼の仲間想いの行動と信念は、凍っていた抑留者たちの心を次第に溶かしていく。
終戦から8年が経ち、山本に妻からの葉書が届く。厳しい検閲をくぐり抜けたその葉書には「あなたの帰りを待っています」と。たった一人で子どもたちを育てている妻を想い、山本は涙を流さずにはいられなかった。誰もがダモイの日が近づいていると感じていたが、その頃には、彼の体は病魔に侵されていた…。
松田は、危険を顧みず山本を病院に連れて行って欲しいと決死の覚悟でストライキを始める。その輪はラーゲリ全体に広がり、ついに山本は病院で診断を受けることになった。しかし、そこで告げられたのは、余命3ヶ月― 山本により生きる希望を取り戻した仲間たちに反して、山本の症状は重くなるばかりだった。それでも妻との再会を決してあきらめない山本だったが、彼を慕うラーゲリの仲間たちは、苦心の末、遺書を書くように進言する。
山本はその言葉を真摯に受け止め、震える手で家族への想いを込めた遺書を書き上げる。仲間に託されたその遺書は、帰国の時まで大切に保管されるはずだった…。ところが、ラーゲリ内では、文字を残すことはスパイ行為とみなされ、山本の遺書は無残にも没収されてしまう。山本の想いはこのままシベリアに閉ざされてしまうのか!?死が迫る山本の願いをかなえようと、仲間たちは驚くべき行動に出る…。
戦後のラーゲリで人々が起こした奇跡―― これは感動の実話である。
映画「ラーゲリより愛を込めて」は、全国公開中。
配給:東宝
©️2022「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 ©️1989 清水香
春休みSNSの話題アニマルに会える! 1万超“いいね”サモエドわんこ&今だけ!羊赤ちゃんと鈴木唯アナが写真撮影
2024年03月29日 |
17:30
【グッズ写真53枚】東京駅「ちいかわらんど」が約2倍にリニューアル!かわいすぎる店内と記念グッズの詳細
2024年03月29日 |
12:38
旅行通の古市憲寿と海外ロケ初心者・小室瑛莉子アナが行く「香港開運スポット探検」No.1風水師から言われた言葉は
2024年03月28日 |
17:26
キュートにじゃれ合う姿がグッズに!『二尾の小狐てnこ』新作カプセルトイが"史上最大級"ガシャポンEXPOでお披露目
2024年03月28日 |
12:51
『K-POPのカプセルトイ』も集結!ガシャポンEXPOにTWICE、ENHYPEN、SEVENTEENの新商品
2024年03月28日 |
11:46
今が旬のカワハギの肝はまるでフォアグラ!人気漁師が作る煮付けに松岡修造が「贅沢だよ…」とうっとり
2024年03月24日 |
17:30