オカダ・カズチカが練習生を熱血指導!長谷川忍、池田美優ら「プロレスだけでなく人生も学べる」
2023年1月9日(月)25時05分~スタート! 毎週月曜24時25分~月曜PLUS!『THEスピリット〜闘魂レスラー発掘プロジェクト〜』※関東ローカル
<長谷川忍&池田美優&豊崎由里絵&オカダ・カズチカ インタビュー>

――初回収録はいかがでしたか?
長谷川:気軽な気持ちでVTRを見ていたのですが、練習生のみなさんが、プロレスラーになることを目指して頑張っている姿に、「回を重ねるごとに、(コメントで)ふざけられる部分がなくなってきたな」と。(※今回は、第2回まで収録)
何かしらボケを入れていきたかったんですけど、今日の収録の後半は、練習生のみなさんが真剣で、僕らも同じテンションになってしまいました。
収録では、練習生のトレーニングを僕もやらされて…。練習生と同じつらさを味わっているわけではないのですが、ちょっとやるだけでもつらい。
女性陣の2人よりは、練習生のみなさんと同じ気持ちになれていると思うので、「それをコメントで伝えていければ」と思っています。
池田:長谷川さんと一緒に番組ができると思い、最初はVTRを見ながら、ガヤを入れたりしていましたが、練習生の方がやられていることがガチンコ過ぎて…。
トレーニングで、引くレベルのすごいことをやっているので、私だったら耐えられない。
練習生は、10代から、最年長で47歳の方がいます。回が増すごとに、リアクター側も、「しっかりしないといけない」という気持ちになりました。
長州力さんとか、バラエティに出演されている歴代のプロレスラーの方は、面白い人たちが多いのですが、「練習生がやっていること以上のことをやってきたんだ」と思うと、見る目が変わります!尊敬します。
豊崎:「プロレスは、プロレスファンのもの」という考えが、今までどこかにあったんです。
でも、「いろいろな見方ができるものなんだ」と、この番組で発見しました。
厳しい訓練に、14歳、15歳の子を送り出す親御さんの気持ちや、若くして自分の将来を決めて、どんなに厳しくても食らいついていく姿を見て、いろいろな部分で感情移入ができました。

――プロジェクトリーダーを務めるオカダさん。意気込みと、練習生に期待することを教えてください。
オカダ:練習生が10人集まりました。僕も自信をもって、(練習生の)新日本プロレスの入門テストに臨みたいです。
最初のころのVTRを見返すと、「全然違う人たちじゃん!」と思えるくらい、練習生が変わってきます。
それを視聴者の方に楽しみにしてもらいたいですし、入門テストに向けた頑張りが伝わってほしいです。
――視聴者の方のプロレスを見る目が変わる部分もあるのでは?
オカダ:プロレスラーが若手のころ、どういう練習をしているのか、みなさん知らないと思うんです。
(VTRに出てくる練習)あれが、ウォーミングアップなんです。
長谷川:本当なんですね(笑)。
オカダ:スクワットを500回やって、腕立て伏せ、ブリッジ、腹筋、背筋、ロープに登ったりしてから、ウェイトトレーニングを始めるんです。最後にリングに上がって、マット運動や、受け身の練習をして、2~3時間で練習が終わる。
僕も、初めてプロレスの世界に入ったとき、「スクワット500回もやらないでしょ?」と思っていました。
プロレスのファンタジーとして「そんな回数を言っているだけ」だと思ったんですけど、自分が入門した瞬間に「はい、スクワット500回」と本当に言われて。全然できなかった(笑)。
「あと100回追加でやっちゃおう」と、回数も600回、700回、1000回とか普通にやるんです。でも、やっていけば、誰でもやれるようになります。
長谷川:YouTubeとかでトレーニング動画を見たら、普通、20回3セットですよ。それでもしんどいのに、500、600とスクワットをやるのは、言い方失礼ですけど、「やる意味ありますか?」と思っちゃう(笑)。
オカダ:すごい筋肉痛になって、階段が昇れなくなっちゃいます。でも、翌日も練習ですからね。
長谷川:単純に、常軌を逸していると思いました。でも、そんな練習をして、みなさんリングに上がっているんですもんね。
オカダ:長州さんも、いまだに新日本プロレスの道場に来られて、あそこまでの(回数の)スクワットではないですけど、やっていますよ。
