オカダ・カズチカが練習生を熱血指導!長谷川忍、池田美優ら「プロレスだけでなく人生も学べる」
2023年1月9日(月)25時05分~スタート! 毎週月曜24時25分~月曜PLUS!『THEスピリット〜闘魂レスラー発掘プロジェクト〜』※関東ローカル
オカダ・カズチカが語るアントニオ猪木さん「新日本プロレスというバトン」
――現役のプロレスラーのみなさんは、どれくらいの回数をこなしているのですか?
オカダ:試合の前は、回数は少ないですけど、200回~300回はやっています。試合がないときは、合同練習で集まって、500回とかやっていますね。
長谷川:基本は、ほぼほぼトレーニングをやっているんですね。
オカダ:回数がこなせなかったら、「えっ、500回もできないの?」と、プロレスラーなら誰でも思います。基礎中の基礎。野球でいうところの、キャッチボールのようなものです。
レスラーは、1000回を30分くらいあればできちゃいます。
――「闘魂を持っている」と意気込みを語っていた、15歳の練習生もいました。そんな練習生を見て、どう思いましたか?
オカダ:正直、そんなに響かなかったです。
初回のVTRの時点では、「はいはい」と聞き流してしまうレベルですね。そこから、練習を重ねていって、やっと気持ちが伝わってくる。
「僕は、絶対にプロレスラーになります」と言っても、今回に限らず、道場に入ってきても辞めていく人はたくさんいます。
なので、練習生には「しっかりと、自分が自信を持てるようにしなさい」と教えました。
長谷川:自分も、お笑いをやるとき、日本で一番面白いと思ってました。でも、そう思っている人たちが集まってきてるんです。
今、若い子が「俺、日本で一番面白いです」って言っても、「うん、うん。そうだな」って。そう言って、辞めていった人がたくさんいますもんね。
オカダ:でも、そういう気持ちを本人が持っているということは、すごく大事なことだと思います。

――番組でオカダさんが、アントニオ猪木さんについて語っている場面がありました。オカダさんにとって、どんな存在ですか?
新日本プロレスを創立した人ですけど、仕事で会える程度で、交流はなかったんです。
もっと話を聞けていたら、深い関係になっていたと思うんですけど、本当に“大先輩”としかいえないです。
だからこそ、猪木さんの戦いの本質というのは、50年間、受け継がれていると思いますし、僕にもその血は流れていると思います。
それを下の世代に伝えて、新日本プロレスというバトンをつなげていけるように、一生懸命練習を教えています。
今回も、プロジェクトリーダーとして、この番組のことばかりやっています。