失意の武四郎(吉沢亮)が稚内、函館へ…そして見えた光<『PICU』第10話完全版>
毎週月曜21時~『PICU 小児集中治療室』
『PICU 小児集中治療室』第10話完全版
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)は、PICUの科長・植野元(安田顕)のデスクに退職願を置いて丘珠病院を後にした。
それを知った矢野悠太(高杉真宙)、涌井桃子(生田絵梨花)、河本舞(菅野莉央)の3人は、武四郎のことを心配して家を訪ねる。しかし、武四郎は「1人してくれ」と言って追い返してしまった。
<ドラマ『PICU 小児集中治療室』これまでのあらすじ完全版>

そんな折、武四郎のもとへ、稚内の開業医・山田透(イッセー尾形)から電話が入る。
山田は、丘珠病院のPICUがスタートしたばかりのころに、彼の病院から搬送されてきたものの助けることができなかった5歳の女の子・神崎鏡花ちゃんの件で、植野や武四郎と交流ができた医師だった。
インフルエンザを罹患した7歳の子どもに関して、少し心配な愁訴があり、武四郎に話を聞いてもらおうと電話してきたという山田。武四郎は、けいれんを起こしたときのための薬剤の準備と、症状が治まらない場合の搬送先の見当を付けておいたほうが良いのではないか、と助言して電話を切る。
だが、しばらく考え、すぐに荷物をまとめて稚内へと向かった。
夜通し車を走らせた武四郎は、あくる朝早く山田病院に到着する。

突然、武四郎がやってきたことに驚く山田。心配していた患児は、明け方に熱も下がって帰ったと聞いた武四郎は、そのまま札幌に戻ろうとした。山田は、そんな武四郎を引き止め、朝食をともにする。
「君、暇なんでしょう?手伝ってよ」。山田は、武四郎にそう言って、診察室の整理整頓などを頼む。
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