2023年03月16日 |
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Kis-My-Ft2が10年間で培った“集団コント”力『キスマイ超BUSAIKU!?』スタッフインタビュー
毎週木曜24時25分〜放送『キスマイ超BUSAIKU!?』
『キスマイ超BUSAIKU!?』の演出スタッフが、Kis-My-Ft2の素顔を明かしました。
毎週木曜24時25分〜放送中の『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ/以下、『キスブサ』)。「Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)ってブサイクじゃない?」というネット上の声を発端に、キスマイが“真のカッコいい男”を目指して、さまざまな恋愛の難問に挑戦する番組です。
前身の『キスマイBUSAIKU!?』から、キスマイは、コント、ゲームなど数多くの企画にチャレンジ。番組発の派生ユニット「舞祭組」(読み:ブサイク)がCDデビューするなど躍進を続け、2022年には、番組放送10周年を迎えました。
フジテレビュー!!では、本番組で演出を務める、登内翼斗(とのうち・よくと)ディレクターにインタビュー。10周年を迎え、11年目に突入したキスマイメンバーの素顔、撮影の裏話、今後の企画などを聞きました。
10年間続く秘訣は、キスマイの「ブレずに一生懸命」な姿勢
――登内ディレクターは番組開始5年目で『キスブサ』に加わり、現在は演出スタッフとして番組を支えています。放送10周年という節目を、どう感じましたか?
10年続くって、すごいことだと思います。テレビ番組は、長くやっているとどうしても「あれもこれも」と、いろいろなことをやりたくなります。僕も『キスブサ』加入当時は、「番組をバンバン変えていって!」と期待されているのを感じました。
確かに、変えていくことも大事ですが、変えすぎるとよくわからない番組になってしまいます。
でも、『キスブサ』と聞くと「あ、あの、画面に“シュンシュン”ってコメント(のテロップ)が入ってくるやつね」と、みなさん認識してくれています。インパクトがあって面白い、あのフォーマットを作ったのは、本当にすごいことだと思います。マイナーチェンジをしながら、新企画をどう入れていくかという“さじ加減”は、すごく難しいです。
現在は、キスマイが恋愛の難問に挑戦して、その対応に女性が物申す「超BUSAIKU!?ランキング」というコーナーが基本になっています。ほかにゲーム企画もやっていますが、番組の軸はあくまでも「恋愛」と「ランキング」。これは常に意識しています。
ただ何より、キスマイのみなさんがブレることなく、一生懸命、番組に取り組んでくれるところが、10年以上続いている一番の理由だと思います。
――番組を通じて、キスマイはどのように変化してきたと思いますか?
以前は、北山宏光さん、藤ヶ谷太輔さん、玉森裕太さんの3人と、横尾渉さん、宮田俊哉さん、二階堂高嗣さん、千賀健永さんの「舞祭組」4人で“対決構造”になったり、笑いのとり方も多少違ったりしたと思います。
でも今は、7人全員、ひとりひとりの個性が際立ってきて、一丸となってスタジオトークを盛り上げたり、笑いをとったりしていて。“集団コント”じゃないですけれど、チームワークや団結力をすごく感じます。
それもこれも、7人全員がお互いをよくわかっているからこそだと思います。
――番組のメインコーナー「超BUSAIKU!?ランキング」撮影の、裏話があれば教えてください。
「キスマイが主演・脚本シリーズ」以外は、僕たちが考えたシチュエーションで、各自が思う“カッコいい対応”をしてもらうわけですが…やっぱり“オモシロ”路線へ走るメンバーに対しては「もうちょっとキュンとする要素がほしいです」とか「このタイミングで、キスを入れてみませんか?」と、相談することはあります。
そこで「いいね!」と受け入れてくれたり、「いや、どうしてもこっちのセリフを言いたいから」と話し合ったり、反応はさまざまですね。
――収録現場では、メンバーとどんな話をしていますか?
スタジオ収録の前には、僕たちスタッフがゲストの方と打ち合わせをして、その内容を、メンバーに伝えます。
どのメンバーも、役割やゲストへの質問をしっかり考えながら収録に臨んでいる印象です。
「このネタだったら、宮っち(宮田さん)からゲストに聞いたほうがいいんじゃない?」とか「この質問をしたら、たぶんニカ(二階堂さん)が返してくれると思う」とか。そこは、メンバーのみなさんにお任せしています。
メンバーのウソを見破る「ライアー7」というゲームの収録前は、メンバーは本番までテーマを知りません。なので、打ち合わせのときに「今日のテーマってなんだっけ?」とか「ちょっと教えて」と声をかけられますが、ゲームはガチなので一切教えません。
7人それぞれの印象は?スタッフが明かす素顔
――登内ディレクターが思う7人の雰囲気や、それぞれの印象を聞かせてください。
7人は、本当に仲良くしゃべっていますし、僕たちスタッフともよく話してくれます。キスマイもスタッフもみんな年齢が近いということもあって、「最近、キャンプへ行ったんだ」とかプライベートの話もたまにしますね。
北山さんは、番組でもよくゲストからツッコまれていますが、やっぱり“昭和の恋愛”が好きなんだというのは感じます。「こういう風に見せたい」と、意図がはっきりしていることが多いのですが、「こういうツッコミがくるだろうな…」というのも想像しながら、撮ったり編集したりしています。
横尾さんは、アドリブに強いタイプ。Twitterでも「『抜き打ちテスト』のほうがカッコいい」といった声が上がっていますが、実際、抜き打ちにすごく自信を持っています。「毎回、抜き打ちがいい」とも言われますが、そうすると、ほかのメンバーはやりづらいかもしれませんね…(苦笑)。
藤ヶ谷さんは、本当にストレートに“キュン”をしっかり狙ってくれます。基本的にはそのスタンスのままですが、最近はその”キュン”のなかに、たまに崩して“オモシロ”を入れたり、そのバランスが絶妙だと思います。
宮田さんも、ストレートに恋愛を見せてくれるほう。やっぱり宮田さん自身が“王子様キャラ”ですから、そこをしっかり守りながらも、いつもノリノリでやってくれるところがいいなと思います。
玉森さんは、本当に自由。事前にランキングのテーマを伝えても、「こんな感じで」「こういう雰囲気で」という回答がくることもあるので、僕らも現場へ行くまであまりイメージが湧かないときもあるんです。でも本番になると、しっかり“キュン”とさせてくれる。
二階堂さんは「今日、絶対1位取れる!」と言っているときこそ、得点が低かったりして(笑)。でもそこで、男性が考える“キュン”と、女性が考える“キュン”の差が出たりするので、面白いですね。いつも自信を持って、全力で取り組んでくれます。
千賀さんは、“千賀劇場”と言われるだけあって、7人のなかで一番こだわりが強いかもしれません。こだわりが強いぶん、一生懸命考えてくれますし、台本もしっかり作り込んでくれます。でも7人全員、毎回、本当に一生懸命考えてくれるので、誰が“一番”というのはありません。
「心の大きさを感じた」10周年特別企画で見せた“バラエティ力”
――2022年8〜9月に放送された、番組10周年特別企画「キスブサ抜き打ち旅」も好評でした。もし裏話があれば教えてください。
VTRを余すところなく使ったので、放送された内容が、ほぼすべてです。
最終週で、7人がホテルの客室で思い思いに過ごす様子を、メンバーが“プライベートカメラ”で撮影する場面がありました。
あのときは「じゃあ7人だけでお願いします。一応、iPhoneを置いておくので、もし何か撮れたら」くらいの感じで、僕らスタッフは全員部屋を出たので、本当にノータッチでした。
終わって映像をもらったら、千賀さんが素っ裸になってガラス張りのお風呂に入ってて。でも湯船のお湯が予想以上に熱くて暴れまわり、浴室内の鏡越しに全裸の千賀さんが映って…という、かなり自由な動画でした(笑)。
<放送ギリギリ!?二階堂高嗣が千賀健永のセクシーショット撮影!>
――あの映像を初めて見たとき、どう思いましたか?
めちゃくちゃ笑いましたし(笑)、ほかのメンバーが千賀さんを見て笑って見ている様子も含めて、すごく少年っぽくて、あったかいなと思いました。
ただ、キスマイはアイドルですし、内容的に放送は難しいんじゃないかとも考えました。でも「映像、使ってよ!」と気兼ねなく渡してくれたときに、バラエティを得意としてきた彼らの、心の大きさを感じました。その潔さは、すごくカッコいいと思いました。
――最後に、番組ファンのみなさんに向けて、メッセージをお願いします!
いつも見てくださっているみなさんには、本当に感謝しかありません。
実は「恋愛が軸」と言いながら、番組スタッフには女性がすごく少なくて、ほぼ男性が、テーマをがんばって考えています(苦笑)。番組では、視聴者のみなさんから、テーマやメッセージを募集していますが、これからもどんどん教えていただけたらうれしいです。『キスブサ』を、これからもあたたかく見守ってください。
『キスマイ超BUSAIKU!?』は毎週木曜24時25分〜放送中!過去の放送は、FODで独占配信(最新回は期間限定で無料)。
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