フジテレビュー‼ そのハナシには、つづきがある

検索

記事を検索

注目のトピック

  • パリピ孔明
  • ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~
  • いちばんすきな花
  • うちの弁護士は手がかかる
  • ワールドカップバレー
  • めざましテレビ
  • 特別インタビュー
  • silent
  • 真夏のシンデレラ
  • ばらかもん
  • この素晴らしき世界
  • 働く女性のミカタ by PR TIMES

カテゴリ

  • ドラマ・映画
  • バラエティ
  • 情報
  • スポーツ
  • ミュージック
  • アニメ
  • おでかけ・イベント
  • ビューティー
  • ピープル
  • ドキュメンタリー
  • ライフ
  • 井戸端会議
  • 番組
  • 特集

鈴木亮平「エゴイスト」で魅せた入念な役作りに裏打ちされた表現力

フジテレビュー!!編集部

2023年2月10日

インタビュー/ドラマ・映画/ピープル

1 2 3 4

<鈴木亮平 インタビュー>

画像ギャラリー【全7枚】を見る ソファに座る鈴木亮平

――浩輔役は、松永大司監督からのご指名だったそうですね。監督に勧められて原作を読んでいかがでしたか?

「エゴイスト」という強いタイトルの作品なので、どんな悪い奴の話なんだろう?と思って読み始めたら、とても優しい愛の物語で。龍太やその母を愛しながらも、「与えることで満たされる、この愛はエゴなんじゃないか?」って、ずっと疑問を抱き続けている男性のように僕は思いました。

そんなふうに、常に自分を客観的に分析しながら生きる原作者の在り方がとても印象的で、高山真さんはいったいどんな人なんだろう?という興味が一番強かったですね。

――浩輔役を引き受けた一番の決め手は?

ふたつありまして。まずは原作のテーマが素晴らしかったことです。愛かエゴか、というのは、僕も興味を持っていたところだったので、そこに共感したのがひとつ。 もうひとつは、浩輔がゲイであることの描き方に対して、性的マイノリティに関するセリフや所作を監修してくださる方を脚本の段階から入れてくれたり、浩輔の友人役にも全員、当事者であるゲイの方々をキャスティングするなど、偏見や差別を助長するような描き方を極力しない態勢を整えてやるつもりだと聞いて、それならばやれるかもしれないと思いました。

――役作りは何から取り掛かったのでしょう。

残念ながら、高山さんは僕が会う前にお亡くなりになってしまったので、実際の彼はどういう人で、本当はどういう出来事が彼に起こったのかを、彼を知る方々に伺いました。

そして、この映画はゲイカップルの話でもあるので、セクシュアリティという面では、ゲイの方々にもたくさんヒアリングをさせていただきました。この役に限らず、いつも実際の方にお話を伺うことは多いのですが、今回は実在の人物がモデルになっているので、特に入念にリサーチさせていただいた感じです。 恋愛に関しても、恐らく、同性愛だからこそ起こる状況や感情を、異性愛とまったく同じものとするのも違うだろうし、かといって、必要以上に特別に描くのも違う。

自分の想像だけで作ってはいけないし、ゲイの方たちがこの映画を見たときに、違和感があるものにだけはしたくないなと思って、みんなでよく話し合いながら作っていきました。

画像ギャラリー【全7枚】を見る

――浩輔の柔らかな物腰や、ハッとするような色気はどのように会得していかれたのですか?

実際の高山さんのキャラクターや話し方、振る舞いというのは、お話で聞いたものをそのまま形にするのではなく、それをどれぐらいの見え方で表現すれば過不足なく届くかというのを、監修の方と話し合いながら作っていきました。

“高山さんをもとにしたキャラクターとしてリアルかどうか”というのと、“必要以上にステレオタイプを助長してしまわないか”という二つの間のラインを見極めながら、監修の方と話し合ってキャラクターを調整していきました。

――リサーチを重ねる中で、たとえばご自身も同性愛者に対して偏見を持っていたな、などの気づきはありましたか?

それはたくさんありました。いまだに自分の中でも、拭いきれない偏見があるのを感じますし、子どもの頃から漠然と培われてきたものを払拭するのは時間がかかるなとも思います。

同時に、これまでの自分の言動に対して、思慮が足らなかったなと思うことが多々あって、反省することも多かったです。たとえば、知人や友人に対して、相手が同性愛者である可能性を考えもせずに、「彼女いないの?」とか「結婚しないの?」って何気なく聞いていたなとか。

今回、自分がゲイの役をやって、阿川さん演じる妙子さんに、「浩輔さん、彼女いるの?」って、台本にないセリフを言われたときに初めて、「ああ…自分が同性愛者だったら、こうして毎回、大切な人にさえ嘘をつかなきゃいけないんだ。これは生きづらいぞ」というのを体感したんですよね。

浩輔が実家に帰って父親と接するシーンでも、父親は息子がゲイであることを知らないので、振る舞いも、声の出し方もすべて、少し作った自分を演じなきゃいけない。僕自身は、実家に帰れば、東京での鎧を脱ぎ捨てて、よりナチュラルな自分で安心して過ごせるんですけど、浩輔にとっては逆なんだな…というのもショッキングでした。

NEXTスーツは気が引き締まる“戦闘服”

1 2 3 4

  • 【写真14枚】鈴木亮平「エゴイスト」で魅せた入念な役作りに裏打ちされた表現力
  • 鈴木亮平 恋人役を演じた宮沢氷魚に「最近です、僕が氷魚くんを氷魚くんとして見られたのは」
  • 長澤まさみ共演者の“真相”暴露「鈴木亮平はまるで明石家さんま!」【めざまし未公開インタビュー】

フォトギャラリー

  • 画像番号 1
  • 画像番号 2
  • 画像番号 3
全7枚のフォトをみる
  • 【前へ】鈴木亮平 恋人役を演じた宮沢氷魚に「最近です、僕が氷魚くんを氷魚くんとして見られたのは」
  • 【次へ】鈴木亮平&宮沢氷魚 恋愛は直球!好きになったら「黙っていられない」

注目!! 鈴木亮平

  • 愛する母校へ~豪華スター感謝の爆買い恩返しをプレイバック!

    愛する母校へ~豪華スター感謝の爆買い恩返しをプレイバック!
    9月15日

    バラエティ

  • 山崎育三郎 一人暮らしのタワマンで全裸生活「カーテンも付けず『俺を見ろ』って」

    山崎育三郎 一人暮らしのタワマンで全裸生活「カーテンも付けず『俺を見ろ』って」
    4月27日

    バラエティピープル

  • 【めざまし独占】鈴木亮平の“ちょっとした秘密”「必ずつぶして食べます」

    【めざまし独占】鈴木亮平の“ちょっとした秘密”「必ずつぶして食べます」
    4月21日

    おでかけ・イベント情報

  • 鈴木亮平「倒れるなら前のめりに倒れたい」宮沢氷魚、阿川佐和子に語った失敗論

    鈴木亮平「倒れるなら前のめりに倒れたい」宮沢氷魚、阿川佐和子に語った失敗論
    2月19日

    バラエティピープル

  • 宮沢氷魚 鈴木亮平&阿川佐和子に「基本、コンプレックスの塊」と告白

    宮沢氷魚 鈴木亮平&阿川佐和子に「基本、コンプレックスの塊」と告白
    2月18日

    バラエティピープル

  • 鈴木亮平&宮沢氷魚 恋愛は直球!好きになったら「黙っていられない」

    鈴木亮平&宮沢氷魚 恋愛は直球!好きになったら「黙っていられない」
    2月13日

    おでかけ・イベントドラマ・映画

  • 鈴木亮平
  • 特別インタビュー

サイトを検索

注目のトピック

  • パリピ孔明
  • ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~
  • いちばんすきな花
  • うちの弁護士は手がかかる
  • ワールドカップバレー
  • めざましテレビ
  • 特別インタビュー
  • silent
  • 真夏のシンデレラ
  • ばらかもん
  • この素晴らしき世界
  • 働く女性のミカタ by PR TIMES

カテゴリ

  • ドラマ・映画
  • バラエティ
  • 情報
  • スポーツ
  • ミュージック
  • アニメ
  • おでかけ・イベント
  • ビューティー
  • ピープル
  • ドキュメンタリー
  • ライフ
  • 井戸端会議
  • 番組
  • 特集
  • twitter
  • youtube
  • youtube
  • フジテレビュー!!とは
  • お問い合わせ・リリース
  • 個人情報の取り扱いについて

当ウェブサイトでは、ソーシャルメディア機能を提供し、ユーザのニーズ・興味・関⼼に合致したコンテンツや広告配信を提供するためにクッキーを使⽤しています。 詳細は、プライバシーポリシーをご確認ください。

© Fuji Television Network, inc. All rights reserved.

―
  • 三浦翔平 尖っていた時代に出会った妻・桐谷美玲から「『ウニみたいで嫌だった』と言われた」

    三浦翔平 尖っていた時代に出会った妻・桐谷美玲から「『ウニみたいで嫌だった』と言われた」『トークィーンズ』のシーン
  • 相葉雅紀『VS魂』ファイナルに「こんな弱い僕らを見守ってくれてありがとう」

    相葉雅紀『VS魂』ファイナルに「こんな弱い僕らを見守ってくれてありがとう」