舞台「キングダム」に、壤晴彦さんが出演することが発表されました。

2月5日より東京・帝国劇場で上演される舞台「キングダム」。天下の大将軍を目指す主人公・信役に三浦宏規さん＆高野洸さん、後に始皇帝となる若き王・嬴政役に小関裕太さん＆牧島輝さんのほか、王騎役に山口祐一郎さんなど、多彩なキャストが集結します。

王騎（山口）が、「中華の唯一の王」となる夢を口にした政の姿に重ねたのが、約55年間、戦争に明け暮れ中華に夢を追い求めた、秦の戦神「昭王」。政の曽祖父にあたる「昭王」を、“演劇界のレジェンド”壤さんが演じます。

画像ギャラリー【全10枚】を見る

壤さんは、狂言大蔵流、茂山千五郎（四世・茂山千作・人間国宝）に師事した後、劇団四季を経てフリーに。「近代能楽集・卒塔婆小町」や、ロンドン・バービカンセンターで上演した「テンペスト」（1992年）で主演を務め、帝国劇場でも「風と共に去りぬ」「NINAGAWAマクベス」（いずれも1987年）、「仮名手本忠臣蔵」（1991年）、ミュージカル「ルドルフ-ザ・ラスト・キス-」（2008年）に出演しています。

舞台「キングダム」では、死期の迫る昭王（壤）が、昭王に忠を尽くす王騎（山口）に対して中華への熱き夢を語ります。劇団四季在籍時の先輩・後輩にあたる壤さんと山口さんに、どこか重なるような名場面も登場。2人の共演は、約35年ぶりとのことです。

なお、壤さんは、昭王と竭氏（王弟・成蟜とともに政に対して謀反を起こす）の二役を演じます。

壤さん、山口さん、三浦さん、高野さんらのコメントと、初公開となる稽古場写真が届きました。

＜【写真10枚】舞台「キングダム」稽古場写真の一覧＞

NEXT＜壤晴彦＆山口祐一郎＆三浦宏規＆高野洸コメント＞