木村拓哉 3日間4都市で怒涛のサプライズ!岐阜では「信長まつり」の関係者を労い拍手喝采
<1月21日(土)名古屋&岐阜/参加者:木村拓哉、伊藤英明、大友啓史監督>
この日、木村さん、伊藤さん、大友監督は愛知県・熱田神宮を訪れ、映画の大ヒットを祈願。木村さんは、「公開前にお邪魔させていただき、役を演じるだけではないうれしさがあります」と感謝を伝えました。
参拝した熱田神宮は、織田信長が「桶狭間の戦い」の前に戦勝を祈願したことでも有名で、戦に勝利を収めた信長が奉納したとされている【信長塀】を見学した木村さんは「その当時からある空間に監督と共演者とともに参拝できたことは、非常に清められた感じがして、すごくありがたかった」と語り、伊藤さんは、学生の頃、合格祈願のため参拝したことがあるそうで、「僕自身も信長ファンで熱田神宮にも特別な思いもあって、その神社に映画のヒット祈願を兼ねて、敬愛する木村拓哉さんと大友監督と参拝できて本当に良い思い出になりました」と笑顔をにじませました。

大友監督も「撮影前に信長という存在を実際に感じたくて、信長に関わる場所をいくつか訪ねて回らせていただいたのですが、ここは来られなかったので公開前のタイミングで信長様の良い霊気に触れたというのか、心が澄んだ気持ちになりましたね」とコメントしました。
この日は、大安の土曜日で多くの参拝客が訪れており、突然、現れた木村さんたちに驚いていました。
「ぎふ信長まつり」でも訪ねた岐阜に凱旋し「あ、帰ってきたな」
その後、一行は昨年11月に「ぎふ信長まつり」でも訪ねた岐阜に凱旋し、お祭りの成功を支えた関係者・スタッフたちが参加した試写会にサプライズ登場!
ここでも突然のことに、観客は、昨年のお祭りを彷彿とさせる盛り上がりを見せました。これに木村さんが「去年、信長まつりではみなさんのお力添え本当にありがとうございました」と伝えると、大友監督も「二人の騎馬武者行列を見ていて、岐阜のみなさんのバックアップに感動しました。この映画は岐阜のみなさんの支援がなければ成功はしないと思いますし、皆さんにこの作品を応援していただいて沢山の方に愛してもらえたらと思います」と話すと客席から温かい拍手が送られました。

岐阜県出身の伊藤さんは「お祭りの前日に木村さんと岐阜城に行ったのですが、木村さんが岐阜城から岐阜の町を見た時に、『信長と濃姫にはもう少し生きていて欲しかったな』とおっしゃっていて、それがすごく刺さって、岐阜人としてその景色があるところに生まれ育って良かったと思いました。岐阜のみなさんにはこの映画をご覧になっていただいて、信長と濃姫に思いを馳せながら岐阜の町の良さを感じて欲しいなと思いました」と振り返りました。
そして、客席には運営に携わった市役所職員、一緒にパレードを歩いた学生や、応援団、吹奏楽部の方々、沿道に「木村拓哉さん ちょ、待てよ」という垂れ幕を掲げお祭りを盛り上げた岐阜女子大学・書道部の皆さんがいて、交流する一幕も。
和気あいあいとした舞台挨拶の終盤、伊藤さんから岐阜のいいところを聞かれた木村さんは「去年(ぎふ信長まつり)の経験をさせていただいたので、他県という感覚がない。肉眼で岐阜城を確認できた時に『あ、帰ってきたな』という感覚はありますね」と話すと大きな拍手が。
伊藤さんが「ご自宅ですものね…?」と乗っかると、木村さんも「そうですね。あんまり大きい声で言えないけど」と返すなど、和やかな雰囲気で“ぎふ信長まつり大成功御礼舞台挨拶”は終了しました。
撮影中の木村の印象を聞かれた大友監督「途中から木村拓哉=織田信長だった」
続いて木村さん、伊藤さん、大友監督は再び名古屋に向かい、一般の観客向けの試写会にもサプライズで訪れることに。映画を鑑賞したばかりで余韻が冷めやらぬ観客の前に姿を現した3人に会場からは割れんばかりの拍手が起こりました。

この日最後となる舞台挨拶で木村さんは、この日の午前中に熱田神宮を訪れたことに言及。「今日は熱田神宮でヒット祈願をさせていただきました。(信長と)関係の深い神社にお邪魔させていただき、自分を招いてくれたという形でしたので非常にうれしかったです。その当時から今日に至るまで同じ場所に同じものが存在してくれているということにも感動しました。あの神社の中に足を踏み入れた瞬間に空気が違うなと感じましたので、あそこにはきっといらっしゃると思います」と話しました。
伊藤さんも「監督と木村さんの後ろを歩いていたんですけど、木村さんが歩かれると参拝のお客様がわっと分かれて幸せそうな顔で見てらっしゃるんですよ。信長も戦場へ向かう前、こうして兵の士気を高め勝利を掴みとったって、その時の僕自身の捉え方ですけど、信長は民や兵の士気を高めて一つの目標に向かっていくんだなって。いつもの参拝とは違う雰囲気を感じながら公開も間近ですし、いよいよ始まるんだっていう緊張感と高揚感を味わっていました」と明かしました。
撮影中の木村さんの印象を聞かれた大友監督は「途中から僕の中では木村拓哉と織田信長が一致していましたね。これは演出する上でとても大事なことで。信長だから“これは”やってはいけないという考えになると、せっかくの面白いアイデアが出来なくなってくる。ある段階から目の前にいる木村拓哉がイコール織田信長になりましたね」と自信を覗かせて名古屋での舞台挨拶は幕を閉じました。