出世魚の「ボラ」が語源となった2つの表現とは?『ネプリーグ』で放送の<豆知識>
1月30日(月)放送『ネプリーグ』
1月30日放送の『ネプリーグ』に登場した、“うんちく”や“豆知識”をおさらいします。
からすみが「ボラ」の卵であることを答える問題では、「ボラ」が語源となった言葉について魚の専門家・鈴木香里武さんが教えてくれました。
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「出世魚」のボラは、「オボコ→スバシリ→イナ→ボラ」と成長に従って呼び名が変わり、ボラがさらに大きくなった老成魚のことは「トド」と呼びます。
「最終的には/結局のところは」という意味の「とどのつまり」という言葉は、ボラの最終形である「トド」から生まれたのだとか。

また「ボラ」の一つ前の「イナ」は、「気風のいい粋な人」という意味の「いなせ」の語源。江戸時代に流行った粋な男性の髪型がイナの背中に似ていることから、「いなせ(鯔背)」という言葉が生まれたのだそうです。
