宮沢氷魚「海外で活躍したい」ネイティブレベルの英語力でアピール
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「海外で活躍することは⼤きな夢の1つ」(宮沢氷魚)

会場から質問を募ると、松永監督へ「エゴイスト」というタイトルの理由が聞かれました。⾼⼭真さんの⼩説「エゴイスト」が原作となった本作ですが、タイトルの理由はそれだけではなく、「⼀般的に『エゴイスト』と⾔う⾔葉はポジティブな意味では使われない。この映画で描かれている「エゴイスト」については、主⼈公の⾏動が悪いことなのか、良いことなのか、愛のあり⽅とはどういうことなのか、を問いたいなと思ってそのままつけました。観る前と観た後とで、「エゴイスト」の意味が変わると良いなと思います。」とタイトルに込められた思いを回答。
演出について聞かれた宮沢さんは、「松永監督の演出がユニークで、撮影に⼊る前にリハーサルを重ねていきました。脚本ベースではなく、監督からはシーンの展開の説明のみだったので、即興で芝居をする感じでした。慣れない撮り⽅でしたが、⾃分の感情が湧き出て刺激的な体験となりました」と、これまでにない、演出と現場であったことを振り返りました。
また、この作品ではIntimacy choreographer(※)とLGBTQ+inclusive director(※)という担当者について監督へ質問があると「この作品は誰1⼈⽋けても完成させることはできませんでした」と語り、「LGBTQ+inclusive directorとして⼊ってくれたミヤタ廉さんの存在はとても⼤きかったです」とミヤタ廉さんの存在について紹介を。
※インティマシーコレオグラファー:セックスなどのインティマシーシーンにおける動きや所作を監修
※LGBTQ+インクルーシブディレクター:脚本の段階から参加し、性的マイノリティに関するセリフや所作、キャスティングなどを監修
居酒屋のシーンなどで出演する浩輔の友⼈は、皆ゲイ当事者であるため、彼らを探す相談をしたり、Intimacy choreographerのSeigoさんも誘ってもらったと明かしました。宣伝において正確な⾔葉を伝えるために、監修をしてくれている松岡宗嗣さんについても紹介し、ミヤタ廉さんと松岡さんが記者会⾒を⾒守っていることに感謝をすると会場は拍⼿に包まれる一幕も。
最後に司会者から、「2015 年に鈴⽊(亮平)さんが外国特派員協会記者会⾒に登壇され、なぜハリウッドに出ないのかという質問に対して鈴⽊さんはまだ⽇本で学ぶことがたくさんあると答えたが、宮沢さんはいかがでしょうか」と質問すると宮沢さんは、「海外で活躍することは⼤きな夢の⼀つではあり、ハリウッドやアメリカだけでなく国外のどこかで活躍するために試⾏錯誤しています」と語りました。
そして今年ロンドンに⾏く機会があり、海外の役者に圧倒され、「⾃分も近い将来願わくば海外で撮影された作品を携えて、⽇本外国特派員協会記者会⾒に参加するために最善を尽くして頑張ります」と、すべての質問に英語で回答し海外進出への意欲も⽰しました。
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