松下奈緒が涙のクランクアップ!「『アライブ』の現場は居心地が最高でした」
毎週木曜22時~『アライブ がん専門医のカルテ』
3月19日(木)に最終回を迎える、フジテレビ『アライブ がん専門医のカルテ』。このたび、主演の松下奈緒がクランクアップを迎えた。
日本のテレビドラマとして初めて腫瘍内科を舞台にした本作で、主人公・恩田心(おんだ・こころ)を演じてきた松下。最後に、病院の玄関からタクシーに乗り、出かけるシーンを撮り終え、「松下奈緒さん、オールアップです!」とスタッフから声が上がると、盛大な拍手の中、花束を持って登場した髙野舞監督とねぎらいの抱擁を交わした。
「とうとうこの日が来てしまいました。このままいろんな患者さんを診たいと思うし、もっと皆さんとご一緒したかったのでさみしいです…。私は一生懸命やるだけで、自然と恩田心になれる現場でした。『アライブ』の現場は居心地が最高でした」と撮影の日々を振り返った松下。
続けて、「丁寧に生きる人の生き様を感じられる作品に関わることができて幸せでした。共演者の皆さん、スタッフの皆さん、ここにいらっしゃらないスタッフの皆さん、そして医療監修の先生方、すべての皆さんのおかげでこのドラマは成り立っています。すべての皆さんに感謝したいです」と、時折声をつまらせ涙を浮かべながら今の思いを語った。
そして、「これにて“チームアライブ”、“チームオンコロ”はひとまず解散です。また皆さんとお仕事ができるように頑張ります!」と力強い宣言をして撮影を締めくくった。

<松下奈緒 クランクアップコメント>
とうとうこの日が来てしまいました。初めて臨床医の役をいただいて、詳しくうかがってみると「腫瘍内科」という私は知らなかった診療科の先生でした。
自分で勉強したり、いろいろな方からお話をうかがったりしながら今日まできて、腫瘍内科を少し理解して、腫瘍内科医の気持ちも少しだけ分かり始めたかな、「もっと分かりたい」「もっと知りたい」と思い始めたら終わってしまいます。このままいろんな患者さんを診たいと思うし、もっと皆さんとご一緒したかったのでさみしいです…。
恩田心を演じる上で、迷ったり悩んだりすることもありましたが、現場にいくと悩みが解決されました。心は皆さんが支えて作って下さったと思います。私は一生懸命やるだけで、自然と恩田心になれる現場でした。『アライブ』の現場は居心地が最高でした。
丁寧に生きる人の生き様を感じられる作品に関わることができて幸せでした。命をテーマに扱う作品なので、「暗く重くならないように、毎日笑顔で楽しく頑張ろう」と撮影が始まる前は意識していましたが、そんな心配がいらないくらい現場の皆さんがいつも温かくて、「こんなに楽しくていいのかな」と思うほどでした。
共演者の皆さん、スタッフの皆さん、ここにいらっしゃらないスタッフの皆さん、そして医療監修の先生方、すべての皆さんのおかげでこのドラマは成り立っています。すべての皆さんに感謝したいです。
これにて“チームアライブ”、“チームオンコロ”はひとまず解散です。また皆さんとお仕事ができるように頑張ります!