阿部サダヲ「接客が苦手で…」1年でクビになったサラリーマン時代の苦労告白
2月27日、映画「シャイロックの子供たち」の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、主演を務める阿部サダヲさんと本木克英監督が登壇しました。
この作品は、池井戸潤さんによる同名小説が原作。池井戸さんが「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える原作が映画化。本作は、小説ともドラマとも展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリー。
メガバンクの支店で起こった現金紛失事件をめぐり、さまざまな銀行員の群像が描かれる大暴露エンターテインメントです。

この日は、阿部さんの発案により、スーツを着て来場すると100円をキャッシュバックするという「スーツ割」を実施。
また、阿部さんが役柄同様の“お客様係”に扮し、劇場支配人とともに入口に立って来場した観客をお出迎えするサプライズも行われました。

サラリーマンの経験があるという阿部さんは「『いらっしゃいませ』というのは楽しいですね。久々な感じがしました」とコメント。
「当時は接客が苦手で、その感じを少し思い出しました」と切り出すと、職場の人から“辞表の書き方”が書かれた本を渡されたという衝撃のエピソードを告白しました。
秋葉原の電気街で働いていたという阿部さんは「僕、基本的に担当の売り場にいなかったので。倉庫に行って、おじさんとずっとしゃべっていたんです」と経緯を説明。
「その人のおかげで僕はいまここに立っているので、感謝しないといけないですね。仕事には合う合わないってありますからね」とポジティブに語りました。
映画「シャイロックの子供たち」は、公開中。
©映画「シャイロックの子供たち」製作委員会
配給:松竹
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