福島県内陸部で起きたダム決壊…そのとき何が!?映像と人々の証言から全容が明らかに
3月11日(土)14時30分~『わ・す・れ・な・い 映像教訓 巨大地震から生き延びる』※関東ローカル
『わ・す・れ・な・い』最新シリーズが放送されます。
東日本大震災10年を機に立ち上げた、民放キー局5局とNHKによる防災プロジェクト。
2021年から、共同の防災プロジェクトを立ち上げ、各局が保管する震災の映像を交換し合うなどして、防災減災に関するドキュメンタリーやニュース企画を各局で制作・放送してきました。
関東大震災から100年となる今年は、「#いのちともに守る」として、防災を改めて「自分ごと」にしてもらうため、3月から関東大震災が発生した9月までの間、放送局の垣根を越えてキャンペーンを展開します。
<民放 NHK6局防災プロジェクト今年も始動「#いのちともに守る」>
プロジェクト参加番組である『わ・す・れ・な・い 映像教訓 巨大地震から生き延びる』(3月11日/フジテレビ ※関東ローカル)は、未曾有の災害を決して忘れず教訓とするため、12年にわたり放送してきたシリーズの最新作。

昨年に続き、今年も巨大地震の揺れに注目し、どうすれば命を守ることができるのかを、映像検証を通して考えます。
福島県須賀川市では、地震の揺れによって藤沼ダムが決壊
福島県では、これまで主に津波や原発事故の被害が伝えられてきましたが、実は、震度6強の揺れが前代未聞の事態を引き起こしていました。
福島県の東日本大震災による犠牲者のほとんどは、沿岸部の津波によるものですが、内陸部の「中通り」でも、30人以上の命が失われました。
なかでも須賀川市では、地震の揺れによって藤沼ダムが決壊し、濁流が3つの集落を襲って、8人が犠牲となりました(うちひとりは、今も行方不明)。

いったい何が起きたのか…。映像と人々の証言から、前代未聞の被害の全容が明らかになります。
ナレーターは、須賀川市出身の俳優・板橋駿谷さんが務めます。
また、大都市での避難行動の難しさを、横浜市の「あの日」の映像から検証。
そして、関東大震災では、火災だけでなく津波の被害も忘れてはなりません。今回、112歳になる生き証人から、貴重な証言を得ます。
『わ・す・れ・な・い 映像教訓 巨大地震から生き延びる』(関東ローカル)は、3月11日(土)14時30分より、フジテレビで放送(生放送)されます。
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