片平なぎさ『赤い霊柩車』完走で裏話続々!“婚約者”神田正輝とは結婚を意識するも「短い夢でした(笑)」
3月17日(金)放送「山村美紗サスペンス『赤い霊柩車 39 FINAL~弔の京人形~』」
大村崑の教育で、山村紅葉が見事なコメディエンヌ化
――石原葬儀社を支える秋山専務役の大村さんは、作品を語るうえで欠かせない人気キャラクターですね。
師匠はレギュラー陣の中で最も若く、一番年をとらなかった方です。こんなにお元気な方とは会ったことがないっていうくらいパワフルで、頭が下がります。
師匠が出ているシーンは、ほとんどワンカットで、おしゃべり好きな方だから直前までお話しているのにも関わらず、まったくNGを出さないんですよ。あの流れるようなセリフを簡単にやってのけるのが師匠のすごさ。

暴露話としては、師匠って自分のところしか台本を読まないんです。それには理由があって、(視聴者目線で)放送をこよなく楽しみにしているそうで。実際、秋山さんって事件には関わってこないので、そこに至った経緯などを知る必要がないんです。
師匠はいろいろなところで講演活動もなさっていて、そこでは「片平さんはどんな人ですか?」とか『赤い霊柩車』についての質問もたくさん受けるそうなんです。すると、「本当にキレイな人なんや」「セリフはきちんと覚えてくる」など、とにかく褒めてくださるみたいで。いくつになっても褒めていただけるのはうれしいことで、ありがたいですね。
――劇中で悲しい事件が起こっても、愚痴をこぼしながら常にお菓子をつまんでいる事務員・良恵の存在にも癒やされました。
モミちゃんとは長いおつき合いで、プライベートでも食事に行く仲なのですが、話題はもっぱらダイエットやアンチエイジングの情報交換です。
FINALを撮るにあたって、第1話(1992年放送)を見返してみたんですけど、良恵さんって、もともとはおとなしい京女だったんですよ。それが、師匠の「秋山と良恵のシーンは、笑わさなあかん」みたいな教育とお導きがあって、回を重ねるごとにコメディエンヌ化していきました。モミちゃんは、今では「日本喜劇人協会」の理事もされていますからね。努力家でとても真面目な女性です。

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