片平なぎさ『赤い霊柩車』完走で裏話続々!“婚約者”神田正輝とは結婚を意識するも「短い夢でした(笑)」
3月17日(金)放送「山村美紗サスペンス『赤い霊柩車 39 FINAL~弔の京人形~』」
『罠の戦争』で鴨井大臣を熱演!巷の評判には?
――「可愛げのある女性でいたい」と発言されていましたが、演じるうえで大事にしているのはどのようなことですか?
お芝居をしていく中で素敵なシチュエーションや素敵なセリフ、素敵なストーリー展開がありますけど、何を一番大事しているかといったら“思い”ですね。
私は一つ役をいただくと、その人物像を自分なりに掘り下げてつくり上げていく作業から始めるのですが、そこに自分を投影することで思いがのせやすくなるんです。
思いをのせることですんなり入ってくるし、気持ちよく出ていく。思いをのせられるかどうかが、どの作品にとっても大きなポイントですね。
――片平さんとお仕事をしたことのある皆さんにお聞きすると、決まって出てくるのは気さくなお人柄についての発言です。
若いころ、先輩の俳優さんに「なぎちゃん、誰に対してもそんなに愛嬌を振りまかなくてもいいんだよ」と言われたり、ある女優さんからは「そんなに気を使ってばかりいたら疲れるでしょ。もっと自分を出しなさい」と言われたりすることが多々ありました。
「そうか、私ってそういうふうに見えているんだ。ちょっとワガママになってみよう」と頑張って試してみたら、疲れて疲れて、「私、無理していたわけじゃないんだわ。このままでいいんだ」と気づいたんです。

根底にあるのは「みんなと仲良くしたい」という感情で、多分、自分が弱いからなんでしょうね。敵の中にいたら気持ちだけで負けちゃうタイプなんです。
私も先輩と呼ばれる立場になりましたが、若い方たちが緊張せずに役になりきれることが、いい作品をつくるうえで大事だと思っています。萎縮した空気や緊張を人には感じさせたくない。そうすることで私自身もリラックスして現場に臨めるんです。
――今後のビジョンを聞かせてください。
『赤い霊柩車』という一つの時代は終わりを告げましたけど、お芝居の人生が終わったわけではないので、「片平なぎさにこういう役をやらせてみたい」と思ってくださる方が現れたときに、即座に対応できる自分でありたいと思います。すぐにそういうお話をいただけるかわかりませんが、焦る必要はないかなって。
そう考えていたら『罠の戦争』(毎週月曜22時~/カンテレ・フジテレビ系)で、鴨井ゆう子という役のオファーをいただけて。私はネットに弱いので詳しいことがわからず、スタッフに「いい記事だけは見せてね」と頼んであるのですが、わりと評判がいいようで、とてもうれしいです。
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