豊川悦司 芝居との出合いは大学時代「寮の目の前が演劇部の部室だった」
4月2日(日)7時~『ボクらの時代』
映画で共演した3人が、自身のルーツや、俳優の仕事などについて語ります。
4月2日(日)の『ボクらの時代』は、豊川悦司さん、片岡愛之助さん、椎名桔平さんが登場します。
豊川悦司「『試しにやってみない?』みたいに言われて…」
3人は、4月7日(金)公開予定の映画「仕掛人・藤枝梅安2」で共演しています。

椎名:3人とも普段、関西弁ですよね。
豊川:まあね。
愛之助:そうですね。
椎名:トヨさんは、大阪?
豊川:ずっと大阪。八尾市。
椎名:じゃあ、東京に出る前は八尾?
豊川:東京に出る前は、神戸。大学の寮に入ったから。
椎名:ああ。
豊川:そしたら、寮の目の前が演劇部の部室だったんですよ。その中に、すごくきれいなお姉さんがチラホラいて「いいな」みたいに…。
愛之助:眺めてたんですか(笑)。
椎名:(笑)。
豊川:ボーっと自分の部屋から見てたら「ちょっと、ちょっと」って呼ばれて。「試しにやってみない?」みたいに言われて。
愛之助:スカウトされたわけですか。
豊川:一応ね。
豊川さんが「楽しいという気持ちが芽生えてきて…」と、芝居の世界に入ったきっかけを明かしていくと、愛之助さんは「そんな時代もあったんですね」と驚きの声をあげます。
片岡愛之助 自身のルーツである徳之島に「夫婦で帰ろうと思っていたら…」
愛之助さんは、自身のルーツを語ります。

愛之助:もともと、僕、ルーツが徳之島なんですよ。
豊川:徳之島。
愛之助:はい、祖父が徳之島から大阪へ出てきまして、大阪で船のスクリュープロペラを作り始めたんですよ。
椎名:徳之島ってどこ?
愛之助:奄美大島とかの。
椎名:ああ、あっちのほう。
愛之助:結構、台風が来ると直撃するところなんです。何回か中止になったんですけど、この5月に、今度こそ行こうかって。
椎名:行ったことがないってこと?
愛之助:ないんです。まだ。
愛之助さんは「夫婦で帰ろうと思っていたら、うちの妻に(徳之島での)撮影の仕事が入って…」と、妻・藤原紀香さんが先に徳之島を訪れたことを明かします。
椎名桔平 趣味のゴルフは自称「中級」!?
椎名さんは、趣味のゴルフの話題から、先輩俳優の振る舞いについて語ります。

豊川:(椎名さんに)ゴルフはもうプロ並みでしょう?
椎名:いや、ホント、ほどほど。自分では「中級」って言ってます。「上級」というのは、佐藤浩市さんですよ。あの人は、面倒見がいいというか、後輩たちも自分のクラブに連れて行って経験させるというか。
愛之助:うん。
椎名:後輩に対して気にかけているという、そういう姿を見たときに、「ああ、昭和の名優さんたちを受け継いでいる世代の、最後かな」っていう。
豊川:やっぱり、俺らみたいな劇団あがりとはちょっと違うんだよね。
椎名:(笑)。何か違うんですよね。
豊川さんは「お父さまの三國連太郎さんにもかわいがってもらっていた」と、三國さんとの交流、その魅力を語ります。
ここから話題は、若い世代に思うことや、名優と呼ばれる先輩たちについて展開していきます。

ほかにも、家族や趣味の話、コロナ禍にどう過ごしていたかなど多岐にわたる話題で盛り上がります。
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