
『バイキング』『直撃LIVEグッディ!』『Live News』が合体 「即位の礼」儀式を完全生中継
10月22日(火)11時55分~生放送『バイキング×グッディ!×FNN Live News即位の礼SP』
10月22日(火) に行われる、天皇陛下が即位を国内外に宣言される「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」。
フジテレビでは、坂上忍がMCを務めるお昼のバラエティ番組『バイキング』、安藤優子と高橋克実がキャスターを務める情報番組『直撃LIVEグッディ!』、FNNの報道番組『Live News』が合体し、 約5時間の 完全生中継でお届けする。
3番組が合体するのは初めてのこと。坂上は、生放送中のバイキングから報道特番のスタジオに移動する。
番組のスペシャルリポーターには、上白石萌音が決定。上白石は今回、「即位礼正殿の儀」で雅子さまが26年ぶりに着用される「十二単(ひとえ)」に注目する。
実は十二単(ひとえ)と言っても、12枚の着物を重ねているわけではないという。どのように着用するのか。その重さは?そして着用するにはどのくらい時間がかかるのか。
知られざる十二単(ひとえ)の秘密を明らかにするため、上白石が十二単(ひとえ)を実際に着るなど取材した。「一枚一枚(の衣)は薄いですね。全く苦しくないです」と最初は余裕を見せていたものの、重ねるごとに「少しずつずっしりと体に感じてきています」と徐々に重さを実感するように。
そして「打衣(うちぎぬ)」を重ねると「だいぶ重いです。重力を感じています。脚と肩にきています」とその重みをずっしりと感じていく。
着付けが完成し、十二単(ひとえ)姿の自分を鏡で見た上白石は…。さらに上白石は、1915年に行われた大正天皇の即位の礼で実際に着用された十二単(ひとえ)を見学し、専門家から十二単(ひとえ)の由来などについても話を聞いた。
また番組では、「即位礼正殿の儀」が行われる皇居宮殿を模型で完全再現。皇族方や来日した各国の元首ら宮殿内での位置関係をわかりやすく伝える。
< 上白石萌音コメント>
——十二単(ひとえ)を着た感想は?
誰?って感じで、自分ではないみたいです。でもこれは大変ですよ。立っているだけで汗がにじみますし、腰から脚にかけての重みをとっても感じます。重力がのしかかっている感じがします。十二単(ひとえ)で何時間も過ごすとなると、相当体の負担がかかると思います。
——1915年(大正4年)に行われた「即位礼正殿の儀」で着用された十二単(ひとえ)を見学しましたが、いかがでしたか?
物語や絵巻の中のものと思っていたものが目の前にあって、実際に即位の礼の日にお召しになったものを見て、脈々と受け継がれているんだなと感じました。色味や柄もすごくきれいに残っていて、大切に受け継がれていることにとても驚きました。大切な日を迎えるために、いろいろな思いや祈りが込められていることを知って、日本文化のすてきなところだと思いました。ひとつひとつに命を宿しているような気がして、雅(みやび)ですね。
——まもなく即位の礼が行われます。
人生の中でその瞬間に立ち会えることはなかなかないですよね。実際にこの目で、同じ時代の中で迎えられるということで、すごくメモリアルな日になると思います。
——生放送の番組に臨む意気込みを聞かせてください
今はとても緊張していますが、若い目線でいろいろな知識をいただきながら視野を広げて楽しめたらいいなと思います。