鈴木亜美「ホストクラブ」にハマる…フェイクな自分を演じ、思わず涙
6月4日(火)深夜25時25分~『人間の証』
映画『愛の渦』『娼年』を手掛けた監督・三浦大輔が与えた設定を、7人のオンナたちが“自分”として演じる“フェイク(虚構・嘘)ドキュメンタリー”。
今回、登場するのは、1998年に小室哲哉プロデュースでデビューし、“アミーゴ”の愛称で一世を風靡した鈴木亜美。現在、一児の母となり、タレントとしても活躍する彼女が、“ホストクラブにハマった自分”を演じる。
「なぜホストクラブに通うのか?」鈴木の答えは…

三浦が鈴木のマネジャー・新井に呼び出される場面から“フェイクドキュメンタリー”はスタート。新井マネは、鈴木が「ホストクラブ」に足しげく通う“依存症”だと明かす。
「イメージダウンにならないですか?」と心配する三浦に、それは戦略の一つで、ホストクラブ通いを公表し注目を集め、鈴木を“歌姫”として再起させたいと思っている、と新井マネは狙いを説明。
早速、鈴木の自宅近くで彼女のインタビューを開始する。実は、三浦はアイドル時代の鈴木の大ファン。かつての輝きを知るだけに、「なぜホストクラブに通うのか?」納得がいかない。
一方の鈴木は「ちょっと行ってみようかな」と軽い気持ちで通い始めたという。「小さい子がいるママなのに、印象はよくないですよね」と自覚しつつも、本当の理由については「なんでなんだろう…」と首をひねる。夫にも家庭にも不満はない、と言うが…。
「いつか(アイドルとしての)自分は終わると覚悟していた」
鈴木は現在、子育てをしながら“ママタレ”として、また“激辛好き”という個性を生かしてバラエティ番組などでも活躍。本人も「年相応の、自分に合った仕事ができている」と話す。
そんな鈴木に三浦は、「歌のオファーがない現状」をどうとらえているのか、と禁断の問いを。すると鈴木は、「デビューした瞬間から、いつか(アイドルとしての)自分は終わると覚悟していたので…」と質問を受け流す。
三浦がCDレンタル店に鈴木を連れ出し、「世間の人は歌姫・鈴木亜美をもう一度見たいと思っているのでは?」と聞くと、「思わないですよ」と即答。そして次第に「楽しくないです」「(新曲を出してないのに)なんでここに来たの?」と表情は硬くなっていく。
三浦大輔も驚いた鈴木亜美の演技力にも注目
それぞれが生の感情をぶつけ合うドキュメンタリーのようにみえるが、設定もセリフもすべて台本に基づくもの。しかしそんな“フェイク”の世界の中にあっても、鈴木の歌声は“リアル”。
そして三浦の「鈴木さんの演技力に驚きました」という言葉の通り、鈴木は見事な演技力を見せ、思わぬ(!?)感動のフィナーレが!鈴木はどんな表情を見せたのか?