新番組『BACK TO SCHOOL!』 ウソつき芸能人のメッキが剥がれる!?
10月30日(水)21時からスタートする、フジテレビの新番組『BACK TO SCHOOL!』の収録と、 MCである風間俊介、川島明(麒麟)、杉原千尋フジテレビアナウンサーへの囲み取材が、フジテレビ本社スタジオで行われた。
学生時代にやり残したことのある芸能人が、期間限定の“転校生”として学校に戻り、現役高校生たちと一緒に学校生活を本気で過ごす様子を追っていくこの番組。「青春」から発せられる爽快感や他では見られない「芸能人の人間味」が大きなみどころだ。
初回2時間スペシャルで転校生として登場したのは、みやぞんと木下優樹菜。それぞれに抱えた「学生時代にやり残したこと」を胸に、高校時代を取り戻す。
11月6日に放送される第2回放送分も、続けて収録が行われた。この回の転校生は桜井日奈子。学生時代に熱中していた部活に再び取り組むが…。
高校生たちと交流を深める桜井の姿に、VTRを見たMCからは、「(いかにも)BACK TO SCHOOL!カットじゃん!」「激アツ!」「撮ろうと思わなきゃ撮れないカット」といったコメントが飛び出した。なぜか、何をしてもミラクルショットに見えるのは、“青春フィルター”がかかったこの番組だからか?
スタジオトークでは、杉原アナの自意識過剰(?)な一言に「自分のことすごいイイ女だと思ってない?1回の収録で1回は鼻につく」と川島が手厳しいツッコミを。「番組に苦味も入れていかないと」と話す川島の、杉原アナと絶妙なの掛け合も注目だ。
収録後に行われた囲み取材では、以前、特番として放送された時、その収録が終わってもエピソードが尽きず、MC陣で「30分くらいしゃべりが止まらなかった」という裏話も。「映画を観た後の喫茶店みたい」(川島)、「(特番の時に)しゃべりすぎたから、(今回からは)長いはずの休憩も5分にされた(笑)」というコメントから、いかに語りどころの多い番組かが見えてくる。

特番時代に転校生として出演した青山テルマは、その時に出会って親友となった女子高生が、後日、青山の家に遊びに来るといった交流も生まれたという。年齢も立場も取っ払った、心からの友情が、番組によって生まれることもあるのだ。

MCの語る見どころは「芸能人が性(さが)を逃れて、カメラを忘れたリアルな姿が見える瞬間があるところ」「(職業、年齢関係なく)人間対人間であることを感じられる」という点。川島の「ウソつき芸能人はすぐメッキが剥がれる」というイジワルな視点も、また楽しみ方の一つだろう。
最後に風間が「全ての人が経験する”学生生活”というテーマは、きっと多くの人に共感してもらえると思う。自信の学生時代に重ねて見てもらいたい」と締めくくり、囲み取材は終了した。