旬のアーティストのライブやトーク、ゲストによる音楽談議などで、音楽の魅力に深く迫るフジテレビの『Love music』。

4月19日（日）の放送では、トーク&ライブゲストに4人組のロックバンドのニガミ17才が登場。2013年に解散したロックバンド、嘘つきバービーのベース＆ボーカルを務めていた岩下優介（Vo）を中心に、小銭喜剛（Dr）、イザキタツル（Ba）、平沢あくび（Syn）の4人で2016年に結成。その独創性の高い音楽を評価する人たちから、さまざまなコメントが寄せられた。

まずは以前、同番組に出演した際に、お笑いコンビ・千鳥のノブ、back numberの清水依与吏（Vo&Gt）が残していたコメントを紹介。ノブは「とにかくクセがすごくて、えたいの知れない感じの音楽」と、唯一無二の存在感に触れ、ライブを観た時に「泣きそうになった」という。清水は「僕らじゃ絶対できない」と自身とは対極にある音楽性を絶賛した。

バンド結成の経緯について、岩下は嘘つきバービーが解散した時「音楽に職業として携わるのはやめよう」と決意したと告白。しかし、嘘つきバービーのファンだった平沢が、毎週自分の好きな音楽と酒を岩下の家に届け、岩下はそれを聴いているうちに「もう一回勝負したいな」という気持ちが湧き、バンド結成へと向かったという。平沢は当時、岩下に「絶対ステージに戻ってきてほしい」と思っていたと明かした。

そんなニガミ17才をよく知る存在として、ゲスの極み乙女。などのボーカルを務める川谷絵音と、お笑い芸人の小籔千豊がVTRで登場。

川谷は「言葉遣いが面白いし、何を言っているかわからないけど、魅力がある」と歌詞を褒めつつ、「音楽的にすごく高度なことをしている」と評価。「洗練されているけど、気持ち悪い」とも言い、「一見、対極にあるものがいい感じに混ざっていて、すごいなって思いました」と尊敬の念を言葉にした。さらにその音楽性について「僕がゲスの極み乙女。でやろうとしていたことに近い」とシンパシーを感じていることも明かした。

それを聞いた岩下も実は以前、ゲスの極み乙女。のような曲を作ろうとしていたことがあると言い「リスペクトしているバンドのボーカルなので嬉しい！」と笑顔を見せた。

川谷らも所属するバンド、ジェニーハイのドラムを担当する小籔もニガミ17才を高評価。「変なことをやっているのに上手で、こんなおっさんでも乗れて楽しい」と言い、特にリズム隊のドラム・小銭とベース・イザキの技術力について熱弁。小銭は「こんなに褒めてくれる人がいなかった」と喜んだ。

次回の『Love music』は5月3日（日）24時30分より放送予定。特別編成で日頃から行なっているミニコーナー「サキガケ！インスタントmovies！」（15秒動画）の拡大版として、150を超えるアーティストから届いた貴重映像を公開する。