
「サポート部門まるごとワーケーション」やってみた。コロナ禍での新しい働き方トライアル。
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ITベンチャーである株式会社シンカでは、リモートワークを基本とした新しい働き方へのシフトを行ってきていますが、2020年9月、サポート部門全体でのワーケーションにトライすることで一体どのような影響があるのかについて検証を行いました。
サポート部門と言えば、電話による顧客対応がつきものですが、シンカが提供しているサービス「カイクラ」を利用することで、遠隔でもお客様情報を確認しながら電話対応することが可能になっています。よくある「エンジニア」の合宿ではなく、「カスタマーサクセス」というサポート部門でどのようにワーケーションが行われ、どのような影響があったかについて、カスタマーサクセス部の責任者である疋田和可奈に聞きました。
-9月16日~18日に部署ごと6名で茨城県鉾田市までワーケーションに行ってきたということですが。どういうきっかけでそうなったのでしょうか?
弊社のユーザーさまが所有されている別荘を無料で貸していただけるという話があり、社長がやる気まんまんだった(笑)というのがそもそもの経緯なんですが、カスタマーサクセス部(以降、CS)のメンバーに話してみたところ、メンバーも「在宅勤務が続く中、気分転換になるかも」と乗り気だったということで、とんとん拍子に話が決まりました。
-無料で!それは太っ腹ですね。実際に行ってみての感想はどうでしたか?
行く前から「このメンバーなら合宿も抵抗感ない」というポジティブな意見が上がっていましたが、行った後も「ワーケーション良かった」という意見が多かったです。「旅行ができない時期の遠出で、リフレッシュになった」という感想もありました。
実際、都会から離れた場所にある別荘での合宿だったので、虫が多いとか、買い物が不便であるとか、環境面での不便さはありましたが、ネットワーク環境が確保できたということもあり、業務上の支障はありませんでした。広い建物で庭も使えたので、電話対応に入ると、各自適切な距離を取るなどしていましたね。
マネージャーとして良かったと感じたのは、在宅勤務中は、みんなばらばらな場所で働いているので、情報共有のために毎日夕方まとまった時間のミーティングが必要だったのが、同じ場所で働いているということで、不要になったということがあります。各人の問い合わせ対応も、質・量とも通常と同レベルで行うことができていました。
他にも、CS配属になって間もない新人がすぐそばで先輩の対応を見て学ぶことができたり、普段大阪オフィスにいるメンバーが久しぶりに東京メンバーと実際に顔を合わせることができたりなど、チームビルディングにも役立つイベントだったなあと感じています。
-総じて成功だったということですね。注意点や反省などもありますか?
「ワーケーションでも通常業務がうまく回るか」という実験的な試みだったので、非日常的なイベントは企画していなかったのですが、外部講師をお呼びするとかグループワークするとか、いつもとはちょっと違う試みを入れてみるのも良かったかもしれません。あと、ワーケーションと言いつつ、「ワーク」主体でそこまで「バケーション」しなかったのが心残りかも。海のそばで景色は最高でしたが、泳いだりはしませんでした。あ、花火はやりましたよ!
-最後に、ワーケーションを検討している方々へのメッセージをお願いします。
一緒に行くメンバーの関係性によるので、全員が全員に「はまる」試みではないと思いますが、仲が深まる可能性が高いので、短い期間(2泊くらい)のワーケーション、お試ししてみるのはいかがでしょうか。私たちのように、自然の中で過ごすのもいいですし、業務に適した環境が用意しやすい、都会のどこかでやってみるのもよいかと思います。
株式会社シンカでは、これからも新しい働き方へのトライを行ってまいります。
株式会社シンカ https://www.thinca.co.jp/
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