
島根県立石見美術館 コレクション展「彫りの極めびと」
島根県
【展覧会概要】
1、開催趣旨
当館コレクションのなかから、木彫を中心に、彫りの技が堪能できる作品群をご紹介します。島根県は従来、森林資源に恵まれた県です。木材の種類が豊富なだけでなく、島根県産の杉、檜、松などは加工性に優れ、丈夫で美しい木目を持つことで知られています。こうした環境からか、島根県は、これまで優れた彫刻家たちを数多く輩出してきました。
明治期に生を受けた米原雲海や内藤伸は、江戸以前の伝統的な手法を引き継ぎながら、近代木彫の新たな表現と可能性を追求しました。また現在活躍を続ける澄川喜一は、木に内在する自然の美を生かし、日本の伝統的な形「そり」と「むくり」を造り出し、抽象的な表現に昇華させています。いずれも人の手により生み出された独特の温もりをまとい、木材本来の性質を見極め、その豊富な種類を活かした幅のある表現に圧倒されます。
本展では、見応えのある「彫りの極めびと」の世界をご堪能いただきます。
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