中村獅童 奮闘するも、北野武監督からカットされたシーンを明かす
北野武監督の6年ぶり19作目となる映画「首」の完成報告会見に、北野監督、西島秀俊さん、加瀬亮さん、中村獅童さん、浅野忠信さん、大森南朋さんが出席しました。
この作品は、北野監督が2019年に出版した、初の歴史長編小説が原作。舞台は戦国時代。日本人なら誰もが知る戦国武将、羽柴秀吉、明智光秀、織田信長、徳川家康らと“本能寺の変”を、北野監督が一大スケールで描きます。
北野監督が自ら“本能寺の変”を策略する羽柴秀吉を演じ、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀を西島さんが演じます。
撮影を振り返り、獅童さんは、「(北野監督が演じる)秀吉が嘔吐をするシーンがあるんですけど、そこが流れのない川だったんです。すぐそのあとに、僕がその川に沈められるシーンを撮ったんです。尊敬する大好きな監督ですから、汚いなんて思いません!喜んでやらせていただいたシーンだったんですけど、本編ではカットされていました」と告白。
北野監督は「ちょっとおぼれ方が下手だったので」と申し訳なさそうに話し、笑わせました。